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【中学英語】不可算名詞とは?可算名詞との違いをわかりやすく解説

この記事では、多くの中学生が苦手にしがちな 不可算名詞(数えられない名詞) をわかりやすく解説します。

英語を勉強していると、

  • なぜ water に a をつけないの?
  • なぜ information に s をつけないの?
  • なぜ many money は間違いなの?

と疑問に思うことがあります。

これらはすべて、不可算名詞に関係するルールです。

不可算名詞は「数えられない名詞」と説明されることが多いですが、それだけではなかなか理解できません。

この記事では、可算名詞との違いを整理しながら、中学英語でよく出る不可算名詞や使い方のルールをわかりやすく解説します。

英語では、名詞を「可算名詞(数えられる名詞)」「不可算名詞(数えられない名詞)」に分けて考えます。そして、この違いによって英文の作り方が大きく変わります。

ただし、不可算名詞は中学英語の中でも特に分かりにくい単元です。water(水)や bread(パン)、information(情報)、homework(宿題)など、「なぜ数えられないの?」と感じる単語もたくさんあります。

この記事では、可算名詞と不可算名詞の違いをわかりやすく整理しながら、中学英語でよく出る不可算名詞や使い方のルールを解説します。

「不可算名詞がよく分からない」「可算名詞との違いで混乱している」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。きっとモヤモヤがスッキリするはずです。

中学生が覚えるべき不可算名詞10選の図解。information、homework、money、adviceの4強を最優先グループとして紹介し、water、bread、rice、music、furniture、knowledgeなどの代表的な不可算名詞と、aやmanyを使わないルールをまとめている。
目次

第1章 なぜ可算名詞と不可算名詞を区別するの?

英語の名詞には、次の2種類があります。

  • 可算名詞(数えられる名詞)
  • 不可算名詞(数えられない名詞)

実は、可算名詞と不可算名詞とでは英文の作り方が変わるため、この区別を学ぶ必要があります。

たとえば、

  • a をつけられるか
  • 複数形の s をつけられるか
  • many や much のどちらを使うか

などが変わります。

そのため、英語では「数えられる名詞なのか」「数えられない名詞なのか」を区別して考える必要があるのです。

可算名詞とは?

book(本)や desk(机)は、1つ、2つと数えられるので可算名詞です。

このような単数の可算名詞は、そのままでは使えません。

たとえば、

× I have book.

とは言えません。

必ず、

  • a book
  • my book
  • this book

のように前に何かをつけるか、

  • books

のように複数形にする必要があります。

不可算名詞とは?

一方で、love(愛)や peace(平和)のような目に見えないものは、数えにくいため不可算名詞になります。

また、

  • water(水)
  • money(お金)
  • information(情報)

なども不可算名詞です。

これらの単語は、

I need water.

のように、そのまま使うことができます。

可算名詞と不可算名詞の使い方の違い

可算名詞不可算名詞
a bookwater
my bookmoney
booksinformation

このように、

  • 可算名詞 → 単数なら前に何かをつけるか、複数形にする
  • 不可算名詞 → そのまま使える

という違いがあります。

可算名詞と不可算名詞の違いを説明する図解。I have book. は誤りで、book は可算名詞のため a book や books のように使う。一方、I need water. は正しく、water は不可算名詞のためそのまま使えることを示している。

何が可算名詞で何が不可算名詞なの?

一般的には、

  • 形がはっきりしていて数えられるもの → 可算名詞
  • 量やまとまりとして考えるもの → 不可算名詞

になります。

たとえば、

  • book(本)
  • desk(机)
  • apple(りんご)

などは1つ、2つと数えられるので可算名詞です。

一方で、

  • water(水)
  • milk(牛乳)
  • love(愛)
  • peace(平和)

などは量や概念として考えるため、不可算名詞になります。

補足|実は見分けるのが難しい単語もある

book や desk のような可算名詞、love や peace のような不可算名詞は比較的わかりやすい例です。

しかし、

  • information(情報)
  • advice(助言)
  • homework(宿題)
  • furniture(家具)

などは、日本語で考えると数えられそうに感じる人も多いでしょう。

実際には、高校生や大学生でも迷う単語がたくさんあります。

そのため、理屈だけで完璧に判断しようとするよりも、まずはよく使う不可算名詞を具体例と一緒に覚える方が現実的です。

次の章では、中学英語でよく出る不可算名詞を確認していきましょう。

第2章 よく出る不可算名詞を覚えよう

不可算名詞にはさまざまな種類があります。

中学英語では、特に次の3つを知っておくと理解しやすくなります。

① 物質を表す名詞

物質名詞とは、金属など、材料や物質そのものを表す名詞です。

英語では、これらを「1つ、2つ」と数えるのではなく、量やまとまりとして考えるため、不可算名詞になります。

日本語英語
water
牛乳milk
お茶tea
コーヒーcoffee
rice
パンbread
gold
iron

一見すると、「パンは1個、2個と数えられそう」「米も数えられるのでは?」と思うかもしれません。

しかし、英語では bread は「パンそのもの」、rice は「米そのもの」を表すため、ふつうは数えません。

そのため、

× a bread

× two breads

ではなく、

○ some bread

○ much rice

のように表現します。

② 抽象的なものを表す名詞

抽象名詞とは、形がなく目に見えないものを表す名詞です。

英語では、このような名詞も量やまとまりとして考えるため、不可算名詞になることが多くあります。

日本語英語
情報information
助言advice
宿題homework
お金money
音楽music
知識knowledge
love
幸福happiness

love(愛)や happiness(幸福)は、目に見えないので不可算名詞だと理解しやすいでしょう。

しかし、

  • information(情報)
  • advice(助言)
  • homework(宿題)

などは、「1つ、2つと数えられそう」と感じる人も多いかもしれません。

実際、日本語では「情報が3つある」「宿題が2つある」のように表現します。

それでも英語では、これらを1つのまとまりとして考えるため、ふつうは数えません。

そのため、

× an information

× three advices

× two homeworks

とは言わず、

○ some information

○ some advice

○ much homework

のように表現します。

③ 固有名詞

固有名詞とは、人名や地名など、特定のものにつけられた名前です。

日本語英語
ケンKen
日本Japan
東京Tokyo
富士山Mt. Fuji

中学英語では、特に物質名詞と抽象名詞がよく出題されます。

第3章 不可算名詞で使える表現・使えない表現

不可算名詞は「数えられない名詞」です。

そのため、可算名詞とは使える表現が異なります。

ポイントは、不可算名詞には「数」を表す表現は使えないが、「量」を表す表現は使えるということです。

数を表す表現は使えない

不可算名詞には、数を表す表現を使えません。

表現NG例
a / ana water(×)
one / two / threetwo breads(×)
複数形の sinformations(×)
manymany money(×)
these / thosethese water(×)

これらはすべて、「1つ」「2つ」「たくさんの個数」のように数を表しているため、不可算名詞には使えません。

量を表す表現は使える

不可算名詞は、数ではなく量で考えます。

そのため、量を表す表現を使います。

表現使える例
somesome water(〇)
anyany information(〇)
muchmuch money(〇)
a lot ofa lot of homework(〇)
lots oflots of bread(〇)

例文

I have some money.
(私はいくらかお金を持っています。)

Do you have any information?
(何か情報を持っていますか。)

We need a lot of water.
(私たちはたくさんの水が必要です。)

my・this・that・the は使える

不可算名詞には a / an は使えませんが、次のような表現は使えます。

表現使える例
mymy homework(〇)
mymy money(〇)
thisthis water(〇)
thatthat bread(〇)
thethe information(〇)
thethe money(〇)

これらは数を表す言葉ではなく、

  • 私の(my)
  • この(this)
  • あの(that)
  • その(the)

を表す言葉だからです。

可算名詞との違いを整理しよう

表現可算名詞不可算名詞
a / an×
one / two×
複数形の s×
many×
some
any
much×
a lot of
my
this / that
these / those×
the

ポイント

不可算名詞は、「数」ではなく「量」で考える名詞です。

そのため、

× a water

× two waters

× many information

のような表現は使わず、

○ some water

○ much information

○ a lot of money

のように量を表す表現を使います。

まずは、「不可算名詞には数を表す表現を使わず、量を表す表現を使う」というルールを覚えておきましょう。

第4章 不可算名詞を数えたいときは?

不可算名詞は、そのままでは数えられません。

数を表したいときは、「単位」を使います。

たとえば、

× two breads

○ two pieces of bread

のようになります。

英語では、名詞そのものではなく、「単位」を数えているのです。

不可算名詞を数えるときによく使う単位

単位意味
cup1杯a cup of coffee
glass1杯a glass of water
bottle1本a bottle of water
piece1つa piece of information
slice1枚・1切れa slice of bread

cup of の例文

Do you want a cup of coffee?

(コーヒーを1杯いかがですか。)

glass of の例文

I’d like a glass of water.

(私は水を1杯欲しいです。)

bottle of の例文

She bought two bottles of water.

(彼女は水を2本買いました。)

piece of の例文

I have a piece of advice for you.

(あなたに1つアドバイスがあります。)

slice of の例文

I ate two slices of bread for breakfast.

(私は朝食にパンを2枚食べました。)

ポイント

不可算名詞は、

× three coffees

× two informations

のように直接数えることはできません。

数えたいときは、

  • a cup of coffee
  • a bottle of water
  • a piece of information
  • a slice of bread

のように、「単位+of+名詞」の形を使います。

まとめ|不可算名詞は「数」ではなく「量」で考えよう

不可算名詞は、中学英語の中でも多くの人が苦手にする単元です。

しかし、ポイントはそれほど多くありません。

まず、

  • water
  • bread
  • information
  • homework

などの不可算名詞を覚えましょう。

そして、

  • a / an をつけない
  • 複数形の s をつけない
  • many を使わない
  • some、much、a lot of などを使う

というルールを理解することが大切です。

また、不可算名詞は数えられない名詞ですが、

  • a cup of coffee
  • a glass of water
  • a piece of information
  • a slice of bread

のように、「単位」を使えば数を表すこともできます。

何が可算名詞で何が不可算名詞なのかを完璧に見分けるのは簡単ではありません。

まずは中学英語でよく出る不可算名詞を具体例と一緒に覚えながら、

「可算名詞は数で考える」「不可算名詞は量で考える」

という基本ルールを身につけていきましょう。

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この記事を書いた人

【ときおぼえアカデミー】運営者

明治大学卒業。

大学時代、英語や世界史に夢中になり、授業そっちのけで独学に没頭していました。学ぶことの楽しさを伝えたくて、アルバイトで塾講師も経験。

卒業後は金融業界に進みましたが、やがて教育業界への想いが捨てきれず、大手進学塾へ転職。

開成・国立・早慶附属といった難関校を目指す大手進学塾に、約10年勤務していました。

現在はまったく畑違いの仕事をしていますが、中学受験をしない小学生や高校受験を目指す中学生に役立つ情報を発信します。

名前はペンネームです。

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